特集 ICG蛍光法を用いた肝胆道外科手術
Ⅱ.各論 8)肝細胞癌腹膜播種症例に対するICG蛍光法を用いた腹腔鏡手術
和田 浩志
1
,
友國 晃
1
,
長谷川 慎一郎
1
,
飛鳥井 慶
1
,
山田 大作
1
,
高橋 秀典
1
1大阪国際がんセンター消化器外科
キーワード:
腹膜播種
,
ICG蛍光法
,
腹腔鏡
Keyword:
腹膜播種
,
ICG蛍光法
,
腹腔鏡
pp.1459-1463
発行日 2019年9月15日
Published Date 2019/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001389
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肝細胞癌の再発形式としては,肝内転移が大半であり,遠隔転移は少ない。とくに,腹膜播種はまれであり,全再発の1%未満とされている1)。腹膜播種の原因としては,腫瘍破裂の既往以外に経皮的針生検,穿刺焼灼療法,外科的切除などによる医原性の腫瘍細胞散布が報告されている2)。
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