特集 ICG蛍光法を用いた肝胆道外科手術
Ⅰ.総論 肝胆道外科における蛍光イメージングの現状と展望
渡邉 元己
1
,
石沢 武彰
1
,
長谷川 潔
1
1東京大学肝胆膵外科・人工臓器移植外科
キーワード:
術中蛍光イメージング
,
インドシアニングリーン
,
ナビゲーション手術
Keyword:
術中蛍光イメージング
,
インドシアニングリーン
,
ナビゲーション手術
pp.1399-1404
発行日 2019年9月15日
Published Date 2019/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001381
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ICG蛍光法は,インドシアニングリーン(indocyanine green;ICG)の蛍光特性,つまり「近赤外光を照射すると840 nm前後の波長をピークとする蛍光を発する」という性質を利用した術中イメージング法である。ICGの蛍光は水やヘモグロビンによる吸光を受けにくいため,組織の奥にある生体構造を描出するための手段として手術中に用いられてきた。
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