手術手技
潰瘍性大腸炎の緊急手術におけるreduced port surgery
永仮 邦彦
1
,
福永 正氣
1
,
大内 昌和
1
,
嵩原 一裕
1
,
本庄 薫平
1
,
東 大輔
1
1順天堂大学医学部附属浦安病院消化器・一般外科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
緊急手術
,
reduced port surgery (RPS)
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
緊急手術
,
reduced port surgery (RPS)
pp.1533-1540
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000853
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これまでわれわれは潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)に対する標準的治療1)として1997年から腹腔鏡手術による大腸全摘・回腸嚢肛門吻合術(proctocolectomy with ileal pouch anal anastomosis;IPAA)を行ってきた。内視鏡外科診療ガイドラインでは経験豊富な施設において腹腔鏡手術を施行することが推奨されている。また,緊急手術では高難度で術後合併症の頻度も高くなることから術者の技量と患者の状態を慎重に適応を決めるべきである2)。
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