手術手技
内視鏡治療困難症例に対する術中ランデブー法による総胆管結石治療
戸川 保
1
,
飯田 敦
1
,
渡邉 剛史
1
,
大西 顕司
1
,
木村 俊久
1
,
五井 孝憲
2
1国立病院機構敦賀医療センター外科
2福井大学医学部第一外科
キーワード:
腹腔鏡下胆嚢摘出術
,
総胆管結石
,
ランデブー法
Keyword:
腹腔鏡下胆嚢摘出術
,
総胆管結石
,
ランデブー法
pp.1407-1412
発行日 2018年8月15日
Published Date 2018/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000822
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総胆管結石に対する治療法は,胆嚢結石の合併や胆管炎の有無など患者側の要因や治療にあたる施設の考え方などによって決定されている。胆石症診療ガイドライン1)における総胆管結石の治療としては,内視鏡的結石摘出術が第一選択として推奨されている。また,胆嚢結石合併総胆管結石に対しては,腹腔鏡下胆嚢摘出術と内視鏡的総胆管結石摘出術の併用(二期的治療)が望ましいとされている。一方,内視鏡外科診療ガイドライン2)によれば,腹腔鏡下胆嚢摘出術兼総胆管結石摘出術(一期的腹腔鏡手術)は「術者の経験と技量があれば」との条件付きで推奨されている。
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