特集 難治性肛門疾患の手術治療
炎症性腸疾患に合併した痔瘻に対する手術
吉川 周作
1
,
内田 秀樹
1
,
中尾 武
1
,
樫塚 久記
1
,
山岡 健太郎
1
,
稲次 直樹
1
1社会医療法人健生会奈良大腸肛門病センター
キーワード:
クローン病
,
難治性痔瘻
,
seton法
Keyword:
クローン病
,
難治性痔瘻
,
seton法
pp.1391-1399
発行日 2018年8月15日
Published Date 2018/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000820
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クローン病に合併する痔瘻は一般的な痔瘻とは異なり「難治」「多発」「長期」に病状が継続するため,患者のQOLを大きく損なうことが多い。そのため,症例を多く治療する施設に患者が集中する傾向にある。しかし,肛門病変が先行する際には初回の手術が一般外科医に委ねられることも少なくない。
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