手術手技
安全かつ高再現性を目指したoutermost layerに基づいた幽門下リンパ節郭清手技
柴崎 晋
1
,
中内 雅也
1
,
角谷 慎一
1
,
菊地 健司
1
,
稲葉 一樹
1
,
宇山 一朗
1
1藤田保健衛生大学・総合消化器外科
キーワード:
laparoscopic distal gastrectomy
,
infrapyloric nodal dissection
,
outermost layer
Keyword:
laparoscopic distal gastrectomy
,
infrapyloric nodal dissection
,
outermost layer
pp.907-916
発行日 2018年5月15日
Published Date 2018/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000713
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腹腔鏡下幽門側胃切除(laparoscopic distal gastrectomy;LDG)は現在では中下部早期胃癌に対する標準治療の1つと位置付けられており,広く普及してきている1-3)。幽門下領域リンパ節(No.6)郭清はLDGにおける難所の1つであるが,それは複雑な層構造や多彩な血管分岐形態,内臓脂肪や生理的癒着などによる解剖学的な個人差が大きく影響しているためと考えられる。
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