特集 小児外科における消化器内視鏡外科手術
ヒルシュスプルング病に対する腹腔鏡下pull-through手術
佐藤 正人
1
,
嵯峨 謙一
1
,
遠藤 耕介
1
,
諸冨 嘉樹
1
1北野病院小児外科
キーワード:
ヒルシュスプルング病
,
内視鏡手術
,
小児
Keyword:
ヒルシュスプルング病
,
内視鏡手術
,
小児
pp.899-905
発行日 2018年5月15日
Published Date 2018/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000712
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ヒルシュスプルング病(以下,H病)の手術術式はSoave法,Swenson法,Duhamel法の3法が知られている。Georgesonら1)により,1995年に腹腔鏡下pull-through(LAEPT)の報告が行われて以来,残りの2術式についても腹腔鏡下の手術例が報告されるようになった。1998年にはTorre-Mondragonら2)により腹腔鏡を用いないtransanal endorectal pull-through(TEPT)が開発され,今日,多くの施設でH病の根治術式として採用されている。
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