Japanese
English
手術手技
後部尿道狭窄の手術—Pull through法
Pull Through Operation for Stricture of the Posterior Urethra
高羽 津
1
,
竹内 正文
1
Minato Takaha
1
1愛媛大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, School of Medicine Ehime University
pp.327-330
発行日 1978年4月20日
Published Date 1978/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202530
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後部尿道狭窄に対しては術前そのUCGにより狭窄の長さを知ることはできるが,尿道周囲の瘢痕組織の様相は手術時の観察にまたねばならないことが多く,その術式の選択も端々吻合法,pull-through法などのone stage operationとJohanson法のtwo stage operationのいずれを選ぶべきかは術中に的確に判断を下すべきであり,Johanson法も陰嚢皮膚を十分に活用してscrotal funnelを形成して後部尿道に引き込む工夫により後部尿道狭窄に応用可能であり,必ずしも一つの術式とくにone stage operationにこだわり功をあせらないことが大切であると考えている。
ここには私たちの行なつているpull through法の実際を述べてみたい。
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