Japanese
English
症例
結節性紅斑を契機にCrohn病と診断された1例
Erythema nodosum leading to the diagnosis of Crohn's disease
髙山 茜
1
,
平島 理紗子
1
,
西島 千博
1
,
稲沖 真
1
,
齋藤 佑希
2
Akane TAKAYAMA
1
,
Risako HIRASHIMA
1
,
Chihiro NISHIJIMA
1
,
Makoto INAOKI
1
,
Yuki SAITO
2
1金沢医療センター,皮膚科(主任:稲沖 真部長)
2斎藤皮フ科クリニック,金沢市
キーワード:
結節性紅斑
,
Crohn病
,
口腔内アフタ
,
ヨウ化カリウム
,
メサラジン
Keyword:
結節性紅斑
,
Crohn病
,
口腔内アフタ
,
ヨウ化カリウム
,
メサラジン
pp.431-434
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005716
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
21歳,女性。中学生時から悪心,下痢,口腔内アフタを繰り返していた。2カ月前から下腿に有痛性紅斑が出現した。近医で非ステロイド性抗炎症内服薬を処方されたが,新生が続いたので当科を紹介受診した。紅斑の生検標本では皮下脂肪小葉間の隔壁に好中球とリンパ球の浸潤がみられた。消化管内視鏡検査で空腸,回腸,結腸の縦走潰瘍がみられCrohn病と診断された。メサラジン,ブデソニドおよびアザチオプリンの内服で加療され,腹部症状は軽快し皮疹の新生は停止した。結節性紅斑はさまざまな基礎疾患に伴って生じることがあり,そのひとつとしてCrohn病も念頭に置く必要があると考える。

Copyright © 2026, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.

