特集 外陰部・肛囲の皮膚病(女性)
臨床例
肛囲結節が診断の契機となったCrohn病の女児例
寺石 美香
1
,
丸金 拓蔵
2
,
前田 明彦
2
,
高野 浩章
3
,
佐野 栄紀
1
1高知大学医学部皮膚科学講座
2高知県立幡多けんみん病院小児科
3高知医療センター皮膚科
キーワード:
肛囲結節
,
非乾酪性肉芽腫
,
perianal skin tag
,
Crohn病
Keyword:
肛囲結節
,
非乾酪性肉芽腫
,
perianal skin tag
,
Crohn病
pp.901-904
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000000197
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症例のポイント・ 肛囲の結節を契機にCrohn病と診断した女児例を経験した.・ Crohn病には肛囲病変が高頻度で合併するが,皮膚科医の認知度は低く,尖圭コンジローマと診断される例が多い.・ 小児のCrohn病は成長障害をきたしやすく,積極的に生検を行って診断を確定する必要がある.
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