特集 プライベートパーツを診る!
第Ⅱ章 プライベートパーツ診療の実際
3.治療の実際 2)外陰部手術の実際
吉野 公二
1
Koji YOSHINO
1
1がん研有明病院,皮膚腫瘍科
キーワード:
外陰部悪性腫瘍
,
ボディイメージ
,
放散尿
,
陰茎浮腫
,
術後安静度
Keyword:
外陰部悪性腫瘍
,
ボディイメージ
,
放散尿
,
陰茎浮腫
,
術後安静度
pp.989-994
発行日 2024年6月5日
Published Date 2024/6/5
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004638
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論文のポイント
⃝外陰部腫瘍は良性,悪性があるが,特に悪性腫瘍はプライベートパーツであるが故に受診するのが遅れる傾向にあり,病状も進行した状況が多い。
⃝外陰部の切除によるボディイメージの変化に精神的な負担を感じる患者がいる。特に女性に多く,術後の精神的なフォローが必要となる。
⃝疾患ごとに切除範囲,センチネルリンパ節生検を考慮していくが,術後合併症についても術前の十分なインフォームド・コンセントを要する。
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