特集 プライベートパーツを診る!
第Ⅱ章 プライベートパーツ診療の実際
3.治療の実際 1)外陰部外用療法における留意点
五十嵐 敦之
1
Atsuyuki IGARASHI
1
1いがらし皮膚科東五反田
キーワード:
外陰部
,
粘膜
,
外用薬
,
経皮吸収
Keyword:
外陰部
,
粘膜
,
外用薬
,
経皮吸収
pp.984-987
発行日 2024年6月5日
Published Date 2024/6/5
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004636
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論文のポイント
⃝外陰部皮膚は角層が薄く湿潤しやすい。また粘膜との境界部位であり刺激に敏感である。
⃝外用薬の経皮吸収量は他部位に比べて多く,副作用が出やすい傾向にある。
⃝皮膚萎縮,潮紅,感染症などの副作用に注意しながら外用薬を選択していく必要がある。
⃝粘膜もしくは外陰部には使用不可となっている外用薬があることに注意する。
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