Clinicolor
爪部のみ青灰色を呈した仁丹による全身性銀皮症の1例
大瀧 薫
1
,
梅本 尚可
1
,
山田 朋子
1,2
,
岡部 直太
3
,
大城 久
3
,
出光 俊郎
1
Kaoru OTAKI
1
,
Naoka UMEMOTO
1
,
Tomoko YAMADA
1,2
,
Naota OKABE
3
,
Hisashi OSHIRO
3
,
Toshio DEMITSU
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター,皮膚科(出光俊郎客員教授)
2JCHOさいたま北部医療センター,皮膚科
3自治医科大学附属さいたま医療センター,病理診断科
pp.1603-1604
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004185
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- 文献概要
現病歴 初診4年前,口腔清涼剤の仁丹を精神的ストレスの緩和目的に,2カ月間半の間に約3万粒服用し,合計約3gの銀を摂取した。摂取した1年後に手指の爪部の変色を自覚した。精査加療目的に当科を紹介受診した。
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