Japanese
English
MiniReport
経皮感作による発症が疑われた魚アレルギーの1例
Fish allergy probably induced by epicutaneous sensitization
牟田 博記
1
,
神﨑 美玲
1
,
遠藤 瑠璃子
1
,
柴崎 俊一
2
Hiroki MUTA
1
,
Mirei KANZAKI
1
,
Ruriko ENDO
1
,
Shunichi SHIBAZAKI
2
1水戸済生会総合病院,皮膚科(主任:神﨑美玲主任部長)
2ひたちなか総合病院,総合診療科,ひたちなか市
キーワード:
魚アレルギー
,
経皮感作
,
パルブアルブミン
,
コラーゲン
,
アトピー性皮膚炎
Keyword:
魚アレルギー
,
経皮感作
,
パルブアルブミン
,
コラーゲン
,
アトピー性皮膚炎
pp.1296-1297
発行日 2022年6月1日
Published Date 2022/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000003399
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
現病歴 数カ月前から膨疹が出現したことが何回かあったが,食事との関連を自覚したことはなかった。2日前,家庭で調理したサーモン,イクラ,マグロの海鮮丼を食べたところ,30分ほどで口唇の腫脹,全身の紅斑,呼吸困難感,嘔気が出現して前医へ救急搬送された。アナフィラキシーとしてアドレナリン筋注などの治療を受けて症状は改善したが,精査のため当科を紹介受診した。
Copyright © 2022, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.