Japanese
English
MiniReport
ある緑茶飲料による中毒疹と考えた1例
Toxicoderma due to a green tea drink
角田 孝彦
1
,
佐藤 文子
1
,
佐藤 紀嗣
2
Takahiko TSUNODA
1
,
Fumiko SATO
1
,
Noriaki SATO
2
1山形市立病院済生館,皮膚科
2御殿湯ひふ科医院,上山市
キーワード:
中毒疹
,
緑茶飲料
,
生茶葉抽出物
Keyword:
中毒疹
,
緑茶飲料
,
生茶葉抽出物
pp.2118-2119
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000003021
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
現病歴 2019年8月,体幹,四肢に瘙痒と紅斑が多発し,御殿湯ひふ科医院を受診した。中毒疹として抗ヒスタミン薬とプレドニゾロン(PSL)20mg/日内服とステロイド軟膏を外用したところ,2日後に紅斑は退色し,PSLを10mg/日に減量し軽快傾向だった。その後,皮疹が再燃して1カ月後に再来し,抗ヒスタミン薬とPSL 20mg/日内服を再開した。2日後に皮疹は少し軽快し,PSL 15mg3日,10mg3日と減量していき1週間後PSL 4mg/日に減量したところ皮疹が再燃したので当科を紹介受診した。
Copyright © 2021, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.