Japanese
English
特集 水疱をきたす疾患
臨床例
アルコール飲料に含まれるキニーネによる固定疹の2例
Two cases of fixed eruption caused by quinine in alcoholic beverages
勝海 洸司
1
,
安齋 理
1
,
阿部 理一郎
1
,
伊藤 明子
2
,
藤川 大基
3
,
久保田 葉子
4
Koji Katsuumi
1
,
Osamu Ansai
1
,
Riichiro Abe
1
,
Akiko Ito
2
,
Hiroki Fujikawa
3
,
Yoko Kubota
4
1新潟大学医歯学総合研究科皮膚科学分野
2ながたクリニック
3ふじかわ皮ふ科クリニック
4つばめ皮フ科
1Department of Dermatology, Niigata University Graduate School of Medical and Dental Sciences
2Nagata Clinic
3Fujikawa Skin Clinic
4Tsubame Clinic
キーワード:
アルコール飲料
,
キニーネ
,
キナ抽出物
,
固定疹
Keyword:
アルコール飲料
,
キニーネ
,
キナ抽出物
,
固定疹
pp.277-281
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003763
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
・アルコール飲料に含まれるキニーネによる固定疹の2例を報告した.
・原因の特定として塩酸キニーネを用いたパッチテストが有用であった.
・飲料の成分表示において,キニーネの表示義務はなく,原因特定や症状再発の予防に注意する必要がある.
(「症例のポイント」より)
Copyright © 2024, KYOWA KIKAKU Ltd. All rights reserved.