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骨髄異形成症候群に合併した多発性壊疽性膿皮症にインフリキシマブが奏効した1例
安重 佳祐
1
,
新島 靖子
1
,
川喜田 遙香
1
,
百瀬 春佳
2
,
錦井 秀和
2
,
千葉 滋
2
,
沖山 奈緒子
1
,
藤本 学
1
Keisuke ANJU
1
,
Yasuko NIIJIMA
1
,
Haruka KAWAKITA
1
,
Haruka MOMOSE
2
,
Hidekazu NISHIKII
2
,
Shigeru CHIBA
2
,
Naoko OKIYAMA
1
,
Manabu FUJIMOTO
1
1筑波大学附属病院,皮膚科学講座(主任:藤本 学教授)
2同,血液内科学講座
pp.125-126
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000001785
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- 文献概要
現病歴 初診5カ月前より,副腎癌に対する化学療法誘発性の治療関連骨髄異形成症候群を発症し,緩和治療の方針となり,近医緩和ケア科に入院し,輸血などの治療を受けていた。初診2カ月前より,発熱とともに膿疱や潰瘍を伴う胡桃大までの有痛性紅斑・結節が全身に多発した。プレドニゾロン(以下PSL)20mg/日を投与されるも改善なく,精査加療目的に当院に転院となった。
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