Clinicolor
表皮の個細胞壊死が著明であったドセタキセルによるToxic Erythema of Chemotherapyの1例
森野 幸
1
,
松岡 摩耶
1
,
門野 岳史
1
,
川上 民裕
1
,
相馬 良直
1
Saki MORINO
1
,
Maya MATSUOKA
1
,
Takafumi KADONO
1
,
Tamihiro KAWAKAMI
1
,
Yoshinao SOMA
1
1聖マリアンナ医科大学,皮膚科学教室(主任:門野岳史教授)
pp.1823-1824
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000001065
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現病歴 3カ月前よりドセタキセルによる乳癌術後化学療法を開始したところ,初回投与1週後に右手関節に淡い紅斑が出現したが,自然軽快した。以降も,投与ごとに顔面や膝蓋に紅斑の出現と消退を繰り返した。4クール目投与5日後から両上眼瞼,両上腕,肘部,右手関節,両膝蓋に疼痛と瘙痒を伴う紅斑が出現したため,当科を受診した。
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