憧鉄雑感
第67回〈増大号〉 医療現場のコミュニケーション
安部 正敏
1
1医療法人社団廣仁会札幌皮膚科クリニック,褥瘡・創傷治癒研究所
pp.1701-1703
発行日 2017年10月1日
Published Date 2017/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000243
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最近筆者も歳をとってしまい,若い患者の言動が気になることがある。斯様な事態になってはもう人生おしまいであり,そろそろ戒名でも考えねばならぬのかもしれぬ。尤も,古代エジプトの壁文字を学者が解析したところ,あろうことか“最近の若者はけしからん”などと書かれていたようであり,筆者が同様に感ずるのも人間の性なのであろう。死期を悟った筆者であるが,JR 各社がクルージングトレインなんぞを相次いでデビューさせてしまったため,乗車を果たすまでは死ぬ訳にはいかぬ。しかし,そのチケットはすこぶる高価であり,“欲しがりません勝つまでは!”の勢いでせっせと資金を稼がねばならず,本来割に合わぬ駄文執筆などやっている場合ではない(この一文は是非金原出版の社長殿にご覧いただきたい)。
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