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アダリムマブが著効したアロポー稽留性肢端皮膚炎の1例
佐藤 一正
1
,
藤田 靖幸
1
,
葭本 倫大
1
,
椎谷 千尋
1
,
安藤 佐土美
2
,
清水 宏
1
1北海道大学大学院医学研究科,皮膚科学分野(主任:清水宏教授)
2札幌北辰病院,皮膚科
キーワード:
アロポー稽留性肢端皮膚炎
,
アダリムマブ
,
膿疱性乾癬
,
生物学的製剤
,
乾癬性関節炎
Keyword:
アロポー稽留性肢端皮膚炎
,
アダリムマブ
,
膿疱性乾癬
,
生物学的製剤
,
乾癬性関節炎
pp.1332-1333
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000134
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- 文献概要
現病歴 2年前から右環指先端が腫脹し,疼痛を伴うようになった。次第に右環指爪周囲に紅班と膿疱を繰り返すようになった。症状出現の9カ月後には左環指と左小指に爪変形と膿疱が出現し,同部位の疼痛も増強した。近医でエトレチナート内服にて加療されたが改善に乏しく,皮疹と疼痛がさらに拡大したため当科を紹介受診した。
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