私の経験
発症の契機に喫煙の関与が強く疑われたLeber遺伝性視神経症の1例
松下 愛
1
,
岩西 宏樹
1
,
西 晃佑
1
,
松井 裕暉
2
,
紀本 創兵
2
,
雑賀 司珠也
1
1和歌山県立医科大学附属病院眼科
2和歌山県立医科大学附属病院神経精神科
キーワード:
Leber遺伝性視神経症
,
喫煙
,
飲酒
,
Leber hereditary optic neuropathy
,
smoking
,
alcohol
Keyword:
Leber遺伝性視神経症
,
喫煙
,
飲酒
,
Leber hereditary optic neuropathy
,
smoking
,
alcohol
pp.173-178
発行日 2026年2月5日
Published Date 2026/2/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004553
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多量のアルコール摂取を約30年間継続していたが,その一方で8年間の禁煙ののち喫煙を再開した3か月後にLeber遺伝性視神経症(LHON)を発症した1例を経験した。LHONの発症の契機としてさまざまな環境因子の関与が報告されているが,なかでも喫煙の関与が重要であることが大規模な疫学研究において報告されている。本症例においても,臨床経過から喫煙が発症の契機となったと推定することが妥当であった。また,本症例では禁煙後に視野の改善を認めた。LHONの患者においては厳格な禁煙の遵守が不可欠であることを再認識させられた。

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