特集 抗VEGF治療の進歩:選択と最適化
1 新生血管型加齢黄斑変性
向井 亮
1
1福島県立医科大学眼科学講座
キーワード:
新生血管型加齢黄斑変性
,
抗VEGF薬
,
バイオシミラー
,
未治療
,
切り替え
,
副作用
Keyword:
新生血管型加齢黄斑変性
,
抗VEGF薬
,
バイオシミラー
,
未治療
,
切り替え
,
副作用
pp.3-10
発行日 2025年1月5日
Published Date 2025/1/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004012
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新生血管型加齢黄斑変性に対しては2000年に入り抗血管内皮増殖因子薬(抗VEGF薬)での治療が開始され,その視力改善効果,安全性が確認され,現在では世界的にスタンダードな治療法となっている。わが国でも2009年に国内初となる抗VEGF薬であるラニビズマブが承認され,その後2024年11月までに,アフリベルセプト2mg,ブロルシズマブ,ファリシマブ,アフリベルセプト8mgが認可され,臨床応用されている。2022年6月にはラニビズマブのバイオシミラーであるラニビズマブBSが発売となり,広く臨床の場で用いられるようになっている。
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