特集 ぶどう膜炎治療の現状
4 今後の展開が期待される生物製剤による非感染性ぶどう膜炎の治療
松宮 亘
1
1神戸大学医学部眼科学教室
キーワード:
生物製剤
,
非感染性ぶどう膜炎
,
分子標的薬
,
TNFα阻害薬
Keyword:
生物製剤
,
非感染性ぶどう膜炎
,
分子標的薬
,
TNFα阻害薬
pp.339-344
発行日 2024年4月5日
Published Date 2024/4/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000003585
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近年,医療界では分子生物学の発展に伴って,多くの疾患のシグナル伝達機構が明らかになってきている。そのような背景から特定のシグナル分子をターゲットとする薬剤である「分子標的薬」の開発が加速度を増し,医療現場においてその重要性が高まってきている。特に遺伝子組換え技術や細胞培養技術などのバイオテクノロジーを用いて製造された「分子標的薬」は,生物学的製剤と呼ばれさまざまな疾患に臨床応用されている。
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