特集 抗VEGF薬の最新情報
4 ファリシマブ
寺﨑 寛人
1
,
坂本 泰二
1
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科先進治療科学専攻感覚器病学講座眼科学
キーワード:
ファリシマブ
,
抗VEGF薬
,
バビースモⓇ
,
アンジオポエチン2
,
加齢黄斑変性
,
糖尿病黄斑浮腫
Keyword:
ファリシマブ
,
抗VEGF薬
,
バビースモⓇ
,
アンジオポエチン2
,
加齢黄斑変性
,
糖尿病黄斑浮腫
pp.947-955
発行日 2022年10月5日
Published Date 2022/10/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000002815
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
滲出型加齢黄斑変性(AMD)や糖尿病黄斑浮腫(DME)に対する抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬の硝子体内注射が治療の第一選択となって久しい。その有効性については疑問の余地はないが,疾患のコントロールには継続的な治療が必要であり,AMD,DMEのいずれにおいても少なくない症例で1~2か月おきといった短期間での繰り返しの抗VEGF薬投与が必要である1)2)。
Copyright © 2022, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.