特集 IgG4関連疾患を整理する!
2 IgG4関連眼疾患の病理
佐藤 康晴
1
,
大島 浩一
2
1岡山大学大学院保健学研究科病態情報科学/岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病理学分野(腫瘍病理/第二病理)
2独立行政法人国立病院機構 岡山医療センター眼科(岡山市)
キーワード:
IgG4関連疾患
,
病理診断
,
MALTリンパ腫
,
非特異炎症
,
鑑別診断
Keyword:
IgG4関連疾患
,
病理診断
,
MALTリンパ腫
,
非特異炎症
,
鑑別診断
pp.449-458
発行日 2018年5月5日
Published Date 2018/5/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000000653
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眼領域はIgG4関連疾患の好発部位であり,そのなかでも涙腺を侵す頻度が最も高い。しかし,涙腺のみに限局する症例は少なく,眼領域の神経,筋組織,結合組織などさまざまな組織,臓器にも病変を形成する。しかしながら,我々は結膜に病変を形成したIgG4関連眼疾患は経験がない1)。
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