治療
陰圧閉鎖療法による遊離植皮片の固定
田中 伸吾
1
,
木村 知己
,
稲井 雅光
,
福田 光希子
,
田中 了
,
藤本 亘
1川崎医科大学 皮膚科学教室
キーワード:
熱傷
,
胸部外傷
,
外科用メッシュ
,
デブリードマン
,
臀部
,
背部
,
皮膚移植
,
皮膚潰瘍
,
皮膚疾患-下肢
,
外傷重症度指標
,
頸部損傷
,
陰圧閉鎖療法
Keyword:
Back
,
Buttocks
,
Burns
,
Debridement
,
Leg Dermatoses
,
Skin Ulcer
,
Surgical Mesh
,
Thoracic Injuries
,
Trauma Severity Indices
,
Skin Transplantation
,
Neck Injuries
,
Negative-Pressure Wound Therapy
pp.1679-1682
発行日 2016年10月1日
Published Date 2016/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2017077886
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症例1(84歳女性)。右臀部熱傷に対してデブリードマン、メッシュ状の分層植皮術を施行した。症例2(28歳女性)。前胸部熱傷に対しデブリードマン、シート状の分層植皮術を施行した。症例3(71歳女性)。右胸部術後皮膚潰瘍に対しV.A.C.を装着し創床を整えた後、デブリードマンとシート状の分層植皮術を施行した。症例4(63歳女性)。右下腿皮膚潰瘍に対しV.A.C開始1週間後にシート状の分層植皮術を行った。いずれの症例も植皮片の直上には固着しにくいV.A.Cホワイトフォーム剤を用いて陰圧閉鎖療法を行ったところ、植皮はすべて良好に生着した。
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