経験
Taylor Spatial Frameによる脛骨骨折5例の治療経験
渡辺 憲弥
1
,
三井 勝博
,
畑中 大介
,
佐々木 純
1長野県立須坂病院 整形外科
キーワード:
脛骨骨折
,
骨折固定法
Keyword:
Fracture Fixation
,
Tibial Fractures
pp.1361-1364
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00767.2016404195
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Taylor Spatial Frame(TSF)による治療を行った脛骨骨折5例(男性2例、女性3例、受傷時平均年齢41歳)の治療成績について検討した。平均経過観察期間50.2ヵ月の結果、TSF装着期間は平均128.4日で、治療により3例で骨癒合が得られていた。1例で偽関節が生じていたが、髄内釘に変更することで骨癒合が得られていた。また、ピン刺入部感染を1例に認められたが、抜釘および抗生剤による治療で治癒が得られていた。
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