特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
IX 免疫
88.川崎病とガンマグロブリン製剤
佐地 勉
1
,
中山 智孝
1東邦大学 医学部
キーワード:
IgG
,
Methylprednisolone
,
多剤併用療法
,
川崎病
,
治療成績
,
パルス療法(薬物療法)
,
禁忌(治療)
,
静脈内注入
,
小児薬用量
Keyword:
Drug Therapy, Combination
,
Infusions, Intravenous
,
Immunoglobulin G
,
Mucocutaneous Lymph Node Syndrome
,
Methylprednisolone
,
Treatment Outcome
,
Pulse Therapy, Drug
pp.1690-1691
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086360
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1983 年7 月「川崎病に対するintact 免疫グロブリン療法(100 mg/kg 1回)の試み」として発表されて以来,免疫グロブリン療法(IVIG)の川崎病(KD)に対する効果が確立されてきた.その30 年後,日本小児循環器学会から報告された「川崎病急性期治療のガイドライン(2012)」によれば,発熱を有するすべての川崎病急性期(aKD)症例(10日以内)にIVIGが推奨されている.
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