特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
IX 免疫
89.川崎病と抗血栓薬
浜田 洋通
1
1東京女子医科大学附属八千代医療センター 小児科
キーワード:
Aspirin
,
Flurbiprofen
,
Warfarin
,
抗血栓剤
,
発熱
,
川崎病
,
禁忌(治療)
Keyword:
Aspirin
,
Fever
,
Fibrinolytic Agents
,
Flurbiprofen
,
Mucocutaneous Lymph Node Syndrome
,
Warfarin
pp.1692-1693
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086361
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- 文献概要
冠動脈合併症をもつ患者に対する抗血栓治療の前向き研究は少なく,後方視的研究および成人の冠動脈疾患におけるエビデンスを基に,川崎病心臓血管後遺症の診断と治療に関するガイドライン(2008 改訂版),小児期心疾患 における薬物療法ガイドライン(2012),川崎病急性期治療のガイドライン(2012)が作成されている.本稿では,川崎病の抗血栓治療の実際について,急性期・遠隔期で最近のトピックスを含めてまとめた.
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