特集 外来でできる運動器疾患に対する最先端保存療法
パルス高周波法の有用性と今後の展望
福井 聖
1
,
永井 修平
2
,
森本 暢
2
,
丹羽 英美
2
1愛知医科大学医学部痛み医療開発寄附講座
2愛知医科大学医学部疼痛医学講座
キーワード:
パルス高周波法(pulsed radiofrequency;PRF)
,
パラメーター(parameter)
,
インターベンショナル治療(interventional treatment)
Keyword:
パルス高周波法(pulsed radiofrequency;PRF)
,
パラメーター(parameter)
,
インターベンショナル治療(interventional treatment)
pp.105-115
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001944
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・パルス高周波法(pulsed radiofrequency;PRF)とは,神経組織に間欠的にラジオ高周波を作用させて疼痛を緩和する低侵襲な治療法である。
・PRFは筋力低下や知覚障害,運動麻痺が生じる可能性はきわめて低く,少ない治療回数で長期の鎮痛効果が得られ,神経障害痛の罹患部位や運動神経を含む神経根などに施行できる。
・2022年に保険適用となり,パラメーターを任意に変更できる機種が導入された。運動器疾患に対する適応,今後の展開などについて概説する。
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