特集 腰椎分離症-最近の診断・治療の進歩-
腰椎分離症に対する運動療法-胸郭と骨盤帯を含む-
杉浦 史郎
1,2,3
,
青木 保親
4,5
,
高田 彰人
1
,
西川 悟
1
1西川整形外科
2千葉大学大学院医学研究院・環境生命医学
3埼玉県立大学理学療法科
4東千葉メディカルセンター整形外科
5千葉大学大学院医学研究院・総合医科学
キーワード:
発育期腰椎分離症(early-stage spondylolysis)
,
運動療法(exercise therapy)
,
Joint by Joint理論(Joint by Joint theory)
,
胸椎と骨盤帯(thoracic vertebrae,pelvic girdle)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
,
スポーツ完全復帰(full return to sports)
Keyword:
発育期腰椎分離症(early-stage spondylolysis)
,
運動療法(exercise therapy)
,
Joint by Joint理論(Joint by Joint theory)
,
胸椎と骨盤帯(thoracic vertebrae,pelvic girdle)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
,
スポーツ完全復帰(full return to sports)
pp.531-542
発行日 2024年5月19日
Published Date 2024/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001788
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発育期腰椎分離症は若年性スポーツ腰部障害のなかでも代表的な疾患である。病態は,スポーツによって繰り返される腰椎関節突起間部への伸展や回旋ストレスが原因となる疲労骨折である。また,病期は重症度も超初期から終末期まで分類されており,病期に応じた安全なリハビリテーションが重要である。本稿では,骨癒合期のリハビリテーションそして,スポーツ復帰までのアスレティックリハビリテーションをJoint by Joint理論や胸椎と骨盤帯の役割を交えながら紹介する。
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