特集 変わりゆくTKAのトレンド
コンピュータシミュレーションから考えるTKAアライメントのセーフゾーン
栗山 新一
1
,
松田 秀一
1
1京都大学大学院医学研究科感覚運動系外科学講座整形外科
キーワード:
生理的内反(constitutional varus)
,
キネマティックアライメント(kinematic alignment)
,
靱帯バランス(ligament balance)
,
コンピュータシミュレーション(computer simulation)
Keyword:
生理的内反(constitutional varus)
,
キネマティックアライメント(kinematic alignment)
,
靱帯バランス(ligament balance)
,
コンピュータシミュレーション(computer simulation)
pp.991-999
発行日 2023年9月19日
Published Date 2023/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001506
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人工膝関節のアライメントは,冠状面では生理的な下肢全長内反と膝関節面内方傾斜の再現がトピックスであるが,これらの組み合わせ方次第では,術後膝関節動態や長期成績の可否に影響を及ぼす。しかし,術後患者立脚型評価での検討が中心となり,運動力学的な解析は乏しい。そこで,筋骨格コンピュータシミュレーションを用いて,バイオメカニクスの観点から術後膝関節動態の向上と合併症の予防を両立可能なアライメントのセーフゾーンについて検証を行う。
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