特集 肉ばなれの臨床
2.肉ばなれの治療
フォローアップ時のポイント
鳥居 俊
1
1早稲田大学スポーツ科学学術院運動器スポーツ医学研究室
キーワード:
肉ばなれ(muscle strain)
,
フォローアップ(follow up)
,
筋緊張(muscle tonus)
,
伸長性(extensibility)
,
MRI
Keyword:
肉ばなれ(muscle strain)
,
フォローアップ(follow up)
,
筋緊張(muscle tonus)
,
伸長性(extensibility)
,
MRI
pp.336-344
発行日 2023年3月19日
Published Date 2023/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001320
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肉ばなれのフォローアップでは,触診(筋の緊張状態,収縮時の形状)や伸長性,出力の状態などの局所所見と可能であればMRIによる評価を行う。局所所見は対側の同筋や隣接筋との比較も行う。典型的な2型損傷では1~2週間ごとの評価が望ましい。MRIは保険診療の制約上1カ月に1回の撮影となるが,局所所見の評価により,リハビリテーションを進めていく。大腿二頭筋遠位部損傷は自覚症状の軽減が早いため注意を要する。
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