特集 スポーツ医学研究の最前線
Ⅰ.障害予防・診断への研究
筋ダメージとコンディショニングの可視化:ミオグロビンが変えるフィジカルマネジメント
齋田 良知
1
1順天堂大学整形外科・スポーツ診療科/(株)いわきスポーツクラブ
キーワード:
ミオグロビン(myoglobin)
,
筋損傷(muscle damage)
,
コンディショニング(conditioning)
,
負荷管理(load management)
,
肉ばなれ(muscle strain)
,
可視化(visualization)
Keyword:
ミオグロビン(myoglobin)
,
筋損傷(muscle damage)
,
コンディショニング(conditioning)
,
負荷管理(load management)
,
肉ばなれ(muscle strain)
,
可視化(visualization)
pp.245-250
発行日 2026年3月19日
Published Date 2026/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000002467
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運動後の筋損傷を客観的に評価することは,選手のコンディショニング管理および傷害予防の基盤である。近年,指尖採血による迅速ミオグロビン(myoglobin;MB)測定が可能となり,競技現場で筋ダメージを可視化できるようになった。2つの研究により,MBはクレアチンキナーゼ(creatine kinase;CK)よりも鋭敏に筋損傷を反映し,加減速動作に伴う負荷や筋損傷(肉ばなれ)の早期検出に有用であることが示された。本稿では,MB測定を基盤とした筋ダメージの見える化と個別化コンディショニングの新たな可能性について概説する。

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