特集 アスレティックリハビリテーションの奥義
下肢軟部組織外傷に対するアスレティックリハビリテーション
松田 直樹
1
,
山本 晃永
1
1ワイズスポーツ&エンターテイメント
キーワード:
肉ばなれ(muscle strain)
,
筋打撲(musucle contusion)
,
アスレティックリハビリテーション(athletic rehabilitation)
Keyword:
肉ばなれ(muscle strain)
,
筋打撲(musucle contusion)
,
アスレティックリハビリテーション(athletic rehabilitation)
pp.552-561
発行日 2020年5月19日
Published Date 2020/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000220
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競技スポーツからレクリエーションスポーツに至るまで,さまざまなスポーツレベルで肉ばなれや筋打撲に代表される筋のトラブルは非常に多い。小さな打撲などは数日放置すれば,ほぼ完治するものもあるが,重症例では骨化性筋炎を併発し,手術が必要となったりパフォーマンス低下をきたしてしまう。また肉ばなれも再発例や重症例では大きなパフォーマンス低下を引き起こしてしまう。本稿では,ハムストリング肉ばなれと筋打撲に分けて,外傷発生時からの急性期の処置のポイントから,リハビリテーションのポイントについて解説する。
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