特集 膝靱帯再建の何が今アツイのか
多血小板血漿(PRP)を用いた前十字靱帯再建術
谷口 悠
1
,
金森 章浩
2
,
吉岡 友和
2,3
,
池田 耕太郎
1
,
山崎 正志
2
1いちはら病院整形外科
2筑波大学整形外科医学医療系
3筑波大学整形外科運動器再生医療学
キーワード:
前十字靱帯再建術(anterior cruciate ligament reconstruction)
,
多血小板血漿(platelet rich plasma;PRP)
,
サイクロプス病変(cyclops lesion)
Keyword:
前十字靱帯再建術(anterior cruciate ligament reconstruction)
,
多血小板血漿(platelet rich plasma;PRP)
,
サイクロプス病変(cyclops lesion)
pp.1004-1015
発行日 2022年9月19日
Published Date 2022/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001113
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前十字靱帯(anterior cruciate ligament;ACL)再建術後に,膝関節内で移植腱は成熟して“靱帯化”することが知られている。より早期に,確実に“靱帯化”するために,移植腱に多血小板血漿(platelet rich plasma;PRP)を添加する試みが行われている。本稿ではPRPを用いたACL再建術の過去の報告とその成績をまとめ,筆者らのグループで行っているPRPを用いたACL再建術の研究について報告する。
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