特集 脊髄損傷の治療アップデート
脊髄損傷急性期の血糖管理の重要性-機能予後改善の観点から-
小早川 和
1
,
幸 博和
1
,
岡田 誠司
2
,
河野 修
3
,
前田 健
3
,
中島 康晴
1
1九州大学整形外科学教室
2大阪大学大学院医学系研究科整形外科
3総合せき損センター整形外科
キーワード:
脊髄損傷(spinal cord injury)
,
急性期高血糖(acute hyperglycemia)
,
血糖コントロール(glycemic control)
Keyword:
脊髄損傷(spinal cord injury)
,
急性期高血糖(acute hyperglycemia)
,
血糖コントロール(glycemic control)
pp.289-293
発行日 2022年3月19日
Published Date 2022/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000921
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脊髄損傷急性期の高血糖は脊髄における過剰な炎症を惹起して組織の損傷を増大し,最終的な機能予後を増悪させる。機能予後の悪化を防止するために,インスリンを用いた急性期の積極的な血糖コントロールが重要である。
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