特集 変形性足関節症の臨床
変形性足関節症の病態と画像診断
三井 寛之
1
,
仁木 久照
1
1聖マリアンナ医科大学整形外科学講座
キーワード:
変形性足関節症(ankle osteoarthritis;足関節OA)
,
magnetic resonance imaging(MRI)
,
骨髄浮腫(bone marrow edema)
,
BML(bone marrow lesion)
Keyword:
変形性足関節症(ankle osteoarthritis;足関節OA)
,
magnetic resonance imaging(MRI)
,
骨髄浮腫(bone marrow edema)
,
BML(bone marrow lesion)
pp.11-18
発行日 2022年1月19日
Published Date 2022/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000862
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変形性足関節症(ankle osteoarthritis;足関節OA)の画像診断は,多様な形態を呈すOAの病態を正確に把握するために必要不可欠である。X線,CT検査は形態評価以外に荷重環境下での下肢機能軸や後足部アライメントにも留意する。MRI検査は骨軟骨病変の評価に優れ,特に足関節においては距骨下関節における荷重負荷分布を推定可能であることも有利な点である。本稿では,上記それぞれの検査法ついて臨床診断のうえで注目すべき点を解説し,さらに,MRI検査については近年行われている病態解析について自験例を交えて概説する。
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