特集 大腿骨頭壊死症の基礎と臨床Up to date
大腿骨転子間弯曲内反骨切り術の適応と臨床成績
関 泰輔
1
1名古屋大学大学院医学系研究科整形外科
キーワード:
大腿骨転子間弯曲内反骨切り術(curved intertrochanteric varus osteotomy;CVO)
,
大腿骨頭(femoral head)
,
骨壊死(osteonecrosis)
,
骨切り術(osteotomy)
Keyword:
大腿骨転子間弯曲内反骨切り術(curved intertrochanteric varus osteotomy;CVO)
,
大腿骨頭(femoral head)
,
骨壊死(osteonecrosis)
,
骨切り術(osteotomy)
pp.1283-1290
発行日 2021年12月19日
Published Date 2021/12/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000837
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大腿骨転子間弯曲内反骨切り術(curved intertrochanteric varus osteotomy;CVO)は,内反骨切り時の脚短縮を最小限にするため転子部を弧状に骨切りする術式で,主に大腿骨頭壊死症に用いられている。内反により骨頭外側健常部が臼荷重部に移動することで,持続的な負荷から骨頭圧壊を防止することができる。CVOは,展開が比較的容易かつ平面を主体とした骨切りのため習得しやすい術式である。当科でのCVOの適応と手術のコツ,臨床成績を報告する。
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