特集 骨粗鬆症性椎体骨折-難治例の診断・治療を中心に-
骨粗鬆症性椎体骨折に対する骨切りによる矯正固定術
小林 孝
1
,
阿部 利樹
1
,
菊池 一馬
1
,
木下 隼人
1
,
木村 竜太
1
,
阿部 栄二
1
,
宮腰 尚久
2
,
島田 洋一
2
1秋田厚生医療センター・脊椎脊髄センター
2秋田大学大学院医学系研究科
キーワード:
骨粗鬆症性椎体骨折(osteoporotic vertebral fracture)
,
骨切り術(osteotomy)
,
後弯変形(kyphosis)
Keyword:
骨粗鬆症性椎体骨折(osteoporotic vertebral fracture)
,
骨切り術(osteotomy)
,
後弯変形(kyphosis)
pp.541-551
発行日 2021年5月19日
Published Date 2021/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000639
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骨粗鬆症性椎体骨折に対して,椎体を椎間板ごと切除した後に直方体ケージ2個を用いて再建するPAVREC(posterior-approach vertebral replacement with rectangular parallelepiped cages)を行ってきた。本稿では,はじめに治療戦略を述べ,次に術後に合併症を生じた難治例3例を提示し,手術の注意点とサルベージ手術について述べる。
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