特集 整形外科におけるAIを用いた研究
人工知能による大腿骨近位部骨折の画像診断
浦川 貴朗
1
1鶴岡市立荘内病院整形外科
キーワード:
大腿骨近位部骨折(proximal femoral fracture)
,
畳み込みニューラルネットワーク(convolutional neural network;CNN)
,
物体検出(object detection)
Keyword:
大腿骨近位部骨折(proximal femoral fracture)
,
畳み込みニューラルネットワーク(convolutional neural network;CNN)
,
物体検出(object detection)
pp.1299-1304
発行日 2020年12月19日
Published Date 2020/12/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000474
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本研究では,人工知能(artificial intelligence;AI)の物体検出技術を用いて股関節正面X線像から大腿骨近位部を自動検出した。さらに,それらをAIの画像分類技術を用いて,骨折なし,大腿骨転子部骨折,頚部骨折の3クラスに自動分類した。大腿骨近位部の検出率は100%であり,画像分類の正診率は95.0%であった。
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