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特集 骨粗鬆症とリハビリテーション医療
7 骨粗鬆症と大腿骨近位部骨折
Osteoporosis and Hip Fracture
尾﨑 まり
1
Mari Osaki
1
1鳥取大学医学部附属病院リハビリテーション科
キーワード:
骨粗鬆症
,
大腿骨近位部骨折
,
リハビリテーション治療
,
多職種
Keyword:
骨粗鬆症
,
大腿骨近位部骨折
,
リハビリテーション治療
,
多職種
pp.381-385
発行日 2019年5月17日
Published Date 2019/5/17
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 わが国では超高齢化の進行とともに骨粗鬆症性骨折も年々増え続けている.中でも大腿骨近位部骨折は発生数の多い骨折であり,そのほとんどに手術治療が行われている.大腿骨近位部骨折をひとたび起こすと,患者のADLは低下するとともに肺炎,精神障害などの内科的合併症を引き起こし,生命予後も悪化する.
大腿骨近位部骨折患者には,術前より可及的早期にリハビリテーション治療を開始し,筋力低下の予防,日常生活能力と栄養状態を維持することが大切である.術後も翌日から座位を取らせるなど,早期離床に努めるべきである.
また,急性期,回復期,維持期にわたって多職種で介入し,患者のADL,QOL維持に努めることが大切である.
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