特集 弁膜症治療はこう変わる!心エコーの読み方から手術適応の見極めまで
治す 何歳から生体弁を選択するか?
坂本 二郎
1
1天理よろづ相談所病院 循環器内科
キーワード:
再手術
,
心臓カテーテル法
,
心臓弁膜症
,
バイオプロテーゼ
,
リスク
,
出血-術後
,
年齢因子
,
人工心臓弁
,
人工弁置換術
Keyword:
Age Factors
,
Bioprosthesis
,
Cardiac Catheterization
,
Heart Valve Diseases
,
Heart Valve Prosthesis
,
Reoperation
,
Risk
,
Postoperative Hemorrhage
,
Heart Valve Prosthesis Implantation
pp.111-115
発行日 2019年1月9日
Published Date 2019/1/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019110710
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<Point>1 2014年改訂、2017年更新のACC/AHAのガイドラインでは、比較的若年者でも生体弁を選択することを容認する内容になっている。2 劣化した生体弁の再手術を経カテーテル的に行うvalve-in-valveが、日本でも一部施設で施行可能となった。まだデータは多くないものの、より若年者での生体弁の使用が増加する可能性がある。3 弁膜症治療に携わるハートチームのメンバーは、患者の年齢も重要な要素ではあるが、さらに患者の価値観や好みも含めてさまざまな選択肢を検討し、十分な情報を提供したうえで、治療方針を決定しなければならない。
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