New Year Special
模型で理解しよう Roux-en-Y再建術とPetersenヘルニアのCT診断に役立つ工夫
久保田 潤
1
1群馬県済生会前橋病院 放射線科
キーワード:
術後合併症
,
Roux-en-Y吻合術
,
医学生涯教育
,
解剖模型
,
腹部ヘルニア
,
腹部CT
Keyword:
Anastomosis, Roux-en-Y
,
Education, Medical, Continuing
,
Models, Anatomic
,
Postoperative Complications
,
Hernia, Abdominal
pp.112-120
発行日 2019年1月26日
Published Date 2019/1/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019084908
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
画像診断には解剖の理解が重要である。解剖の勉強には通常テキストやイラストなどの平面の情報が使われているが、立体的な理解はしばしば難しい。筆者はRoux-en-Y再建術とPetersenヘルニアを立体的に理解するための模型を製作し、小腸動脈同士の位置関係によりPetersenヘルニアをCTで診断する方法を考案した。模型作りは解剖の空間的な理解を助けるうえに、それを画像診断に応用するためのアイデアの創出に役立つ。
Copyright© 2019 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.