特集 小児股関節に対する治療
小児股関節疾患への学会としての取り組み
齋藤 知行
1
,
高山 真一郎
,
大谷 卓也
,
薩摩 眞一
1横浜市立脳卒中・神経脊椎センター
キーワード:
医学会
,
寛骨臼
,
関節疾患
,
股関節
,
股関節脱臼
,
診断サービス
,
パンフレット
,
関節亜脱臼
,
整形外科医
,
寛骨臼形成不全
Keyword:
Orthopedic Surgeons
,
Acetabulum
,
Diagnostic Services
,
Hip Dislocation
,
Joint Diseases
,
Hip Joint
,
Pamphlets
,
Societies, Medical
pp.10-16
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019047067
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少子化に伴い小児整形外科疾患の発生頻度は減少し、疾患に対する関心の希薄化は乳児健診制度の脆弱化、診断の見落とし、治療開始の遅延などの弊害を惹起している。小児整形外科学会はこれらの点を危惧し、中央と地方での研修会の開催による小児整形外科学の普及、また日本整形外科学会と協働し、乳児股関節脱臼の予防と専門的治療への円滑な移行に取り組んでいる。小児を健康に育むには健全な運動器が求められることから、小児整形外科専門医の育成は急務である。
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