人工関節置換術-最新の知見
人工関節置換術の周術期管理、リハビリテーション 股関節教育システム 人工股関節全置換術における患者教育システムと術後合併症
鈴木 浩次
1
,
池田 崇
,
二宮 一成
,
多門 史仁
,
平川 和男
1湘南鎌倉人工関節センター
キーワード:
患者教育
,
関節疾患
,
股関節
,
股関節脱臼
,
再手術
,
術後合併症
,
性因子
,
デブリードマン
,
入院期間
,
発生率
,
治療成績
,
年齢因子
,
パンフレット
,
補綴関連感染症
,
股関節置換術
Keyword:
Age Factors
,
Debridement
,
Hip Dislocation
,
Hip Joint
,
Length of Stay
,
Joint Diseases
,
Pamphlets
,
Postoperative Complications
,
Patient Education as Topic
,
Sex Factors
,
Reoperation
,
Incidence
,
Treatment Outcome
,
Prosthesis-Related Infections
,
Arthroplasty, Replacement, Hip
pp.267-269
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2014270846
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
人工股関節全置換術(THA)における患者教育システムと術後合併症について検討した。初回THA 3324例、再置換術124例を対象とした。脱臼は初回THAで20例、再置換術で6例であった。術後深部感染は初回THAで9例、再置換術ではみられなかった。2006年から2011年の5年間でTHA後平均在院日数は10.4日から5.11日に短縮したが、脱臼頻度や深部感染の増加はみられず、これらの理由の1つとして教育システムによる術前からの徹底した説明を行っていることが効果を発揮していると考えられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2014