特集 小児神経学-現在から未来へ
各論 最新の治療 ロボットスーツHALによるリハビリテーション
根津 敦夫
1
1横浜医療福祉センター港南 神経小児科
キーワード:
神経筋疾患
,
脊髄損傷
,
脳性麻痺
,
リハビリテーション
,
ロボット工学
,
筋肉痛
,
歩行訓練
,
自立支援
,
装着型アシスト機器
Keyword:
Neuromuscular Diseases
,
Exoskeleton Device
,
Rehabilitation
,
Robotics
,
Cerebral Palsy
,
Spinal Cord Injuries
,
Myalgia
pp.433-436
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020188016
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<Key Points>(1)HALによる歩行訓練は、動力と感覚フィードバックで随意歩行を支援し、中枢神経における運動制御の学習効果を促進する。(2)HALによる歩行訓練は、緩徐進行性の神経筋疾患だけでなく、脳卒中後遺症、慢性脊髄損傷、脳性麻痺でも効果的と考えられる。(3)脳性麻痺ではボツリヌス神経ブロックあるいは脊髄後根切断術、脊髄性筋萎縮症にはヌシネルセンとの併用効果が期待される。
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