特集 股関節を中心とした三次元アライメントhip-spineとhip-knee
変形性股関節症患者の膝回旋に関連する因子
小山 博史
1
,
星野 裕信
,
古橋 弘基
,
錦野 匠一
,
松山 幸弘
1十全記念病院 整形外科
キーワード:
回転
,
関節可動域
,
膝関節
,
変形性股関節症
,
骨アライメント異常
,
股関節置換術
,
変形性膝関節症
,
外転運動
,
骨盤傾斜
,
内転運動
Keyword:
Knee Joint
,
Rotation
,
Range of Motion, Articular
,
Osteoarthritis, Hip
,
Bone Malalignment
,
Arthroplasty, Replacement, Hip
,
Osteoarthritis, Knee
pp.167-173
発行日 2018年2月19日
Published Date 2018/2/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018122476
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THAを施行した90例96股の股関節症を対象とし、股関節症患者の膝回旋に関連する因子を調査した。股関節症患者の膝外旋(CT座標系で大腿骨上顆軸と撮像台のなす角)は、股関節伸展内旋角度が小さい、変形性変化の少ない萎縮型、頸部前捻角が小さい、骨盤が後傾している症例で多くみられた。一方、股関節症患者の膝外旋と膝関節症、膝内外反アライメントとの関連はなかった。
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