特集 股関節を中心とした三次元アライメントhip-spineとhip-knee
寛骨臼被覆と脊椎-骨盤矢状面アライメントの関連
福島 健介
1
,
宮城 正行
,
井上 玄
,
高平 尚伸
,
高相 晶士
1北里大学 医学部整形外科学
キーワード:
寛骨臼
,
骨盤
,
脊柱
,
変形性股関節症
,
骨アライメント異常
,
大腿寛骨臼インピンジメント
,
寛骨臼形成不全
,
骨盤傾斜
Keyword:
Acetabulum
,
Pelvis
,
Spine
,
Osteoarthritis, Hip
,
Bone Malalignment
,
Femoracetabular Impingement
pp.188-191
発行日 2018年2月19日
Published Date 2018/2/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018122479
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寛骨臼形成不全(AD)患者と非AD患者における脊椎-骨盤矢状面アライメントの比較検討を行った。結果、AD患者では寛骨臼の前方被覆不全に対して腰椎を前彎させて骨盤を前傾させ、代償している可能性が示唆された。また、大腿骨寛骨臼インピンジメント変形と脊椎-骨盤矢状面アライメントの関連も検討した。結果、cam変形を有する症例は骨盤後傾傾向を呈していたが、寛骨臼過剰被覆と関連は認められなかった。
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