特集 人工股関節置換法 アプローチと最新の機器のトレンド
人工股関節全置換術におけるアプローチ 補助する器具・機器
高柳 聡
1
,
平川 和男
,
名倉 誠朗
,
齋藤 彰
,
辻 耕二
,
落合 俊輔
,
玉木 康信
,
三原 政彦
1湘南鎌倉人工関節センター 整形外科
キーワード:
股関節置換術
,
手術台
,
開創器
Keyword:
Arthroplasty, Replacement, Hip
,
Operating Tables
pp.1122-1128
発行日 2017年11月19日
Published Date 2017/11/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018042393
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はじめに
人工股関節全置換術(total hip arthroplasty; THA)に対するアプローチには,前方進入法,前 外側進入法,外側進入法,後方・後外側進入法が 挙げられる1)。最小侵襲手術(minimally invasive surgery;MIS)の概念がTHAにも導入され,各 アプローチでインプラントの正確な設置と組織保 護,特に筋組織に対する愛護的操作を行うため, 整形外科医と企業が協同して特殊器具が開発され ている2),3)。
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